湘南エリアへお引越しをお考えの方、お部屋探しは冷静かつ早めの行動を。
今回はお部屋探しをしている方に向け最新情報を発信します。
何故辻堂が人気なの?
辻堂エリアの賃料が高騰している?
藤沢駅や茅ヶ崎駅は?等。
湘南エリアの人気理由と、部屋探しのコツ・テクニック・考え方をご紹介させていただきます。
結論
- コロナによりリモートワークが増加
- リモートワークの普及により自然の多い郊外需要が増加
- リモートワークの普及により住宅優先の思考、マンション需要が増加
- 郊外需要の増加に伴い、都心の人口流出が増加
- 都心の人口流出が郊外へ波及、郊外賃料が上昇
自己紹介
mai
賃貸一筋20年の宅地建物取引士。
賃貸業務一連の実務経験有り。
現在は年間約200本の賃貸借契約がメイン。
「満足度の高い取引の達成」を目指しましょう。
このサイトは、コンプライアンスを重視します。
常識から逸脱する行為は、事例として紹介することはありますが推奨はできません。
また、筆者の経験から派生した主観が含まれます。
ご意見、ご質問などお気軽にコメントください。
この記事を読むと得られる事
- 賃貸動向と実情の把握
- 賃貸知識と知恵の習得
- 取引の疑問と不安解消
- 判断力、対応力の向上
それでは細かく見て行きましょう。
テラスモール湘南 は辻堂駅直結、湘南エリア最大級のショッピングモールです。
2011年の完成以降、辻堂の人気は上昇し続けています。
湘南の海が近いため、辻堂駅だけでなく両サイドの藤沢駅・茅ヶ崎駅の人気も高まっています。
ちなみに周辺にも商業施設が多数あり、おしゃれな湘南Tサイトができた事も、インパクトがかなり強いです。
特に土日は活気があり、大変な賑わいを見せています。個人的にも羨ましいと思える地域です。
コロナによりリモートワークが定着し、快適な住環境を求め都心からの流入が倍増しました。
辻堂駅はコロナを回避しつつ仕事を続ける為には絶好の場所です。
このあたりで部屋探しをする方は、とにかくリモートワークの方が多く特に都心に居住中の方が多いです。
その他の理由。
- 東海道線により通勤となった場合にも問題なく通える事
- 湘南ブランドがもれなくついてくる事
- 海が近く商業施設もあるため、自然と利便性を兼ね備えた場所である事
業界関係者の間では、ゆくゆく郊外需要は収まると言われています。
都内の実態と状況、体感的には、そのような兆しは今のところ見られない状況です。
お客様のお話を聞いていると、コロナが収束してもリモートワークが続くという方もいらっしゃいます。
逆に言うとこのような方はインターネット設備が必須となります。
インターネットはライフラインの一つと言えます。
引っ越し先でインターネットが使用できるか、事前に確認しましょう。
最近ではインターネットが無料の物件も増えています。
インターネット環境がない場合、ご自身で契約をする必要があります。
インターネット開通時は下記事項に注意しましょう。
また、インターネット回線の契約は、最低でも下記2点の恩恵を受けるようにしましょう。
下記サービスは賃貸物件であっても、その恩恵を受けられます。
ドコモ光 月額 税込4,400円~ 集合住宅プラン・キャッシュバック有
BIGLOBE光 月額 税込4,378円~ 集合住宅プラン・キャッシュバック有
SoftBank 光 月額 税込4,180円~ 集合住宅プラン・キャッシュバック有
最近では、昔では考えられない、上記注意事項を解消できる素晴らしいサービスがあります。
工事不要、高速5Gのホームルーターです。
ポケットWi-Fiとも違う、次世代の高速インターネットサービスです。
機器をコンセントに差すだけで、高速インターネットの使用が可能となります。
もちろん退去時の撤去工事も不要です。
固定回線の弱点を解消した、賃貸物件に適したサービスです。
都心からの流入が増えた事により、賃貸住宅の絶対量が不足しています。
供給過多のエリアでは、価格競争になりがちで賃料は下落します。
逆に供給不足の場合、賃料は高騰します。
湘南エリアでは賃貸物件が不足気味となっており、ここ1~2年で明らかに賃料が上昇しています。
賃料はその地域(エリア)の需給バランスできまります。
上昇しているという事は需要(人気)があるという事として捉える事ができます。
特に新築物件は人気が集中し、即満室となってしまう物件も実際に発生している状況です。
都心とのバランスに変化が生じ、正に切り替わるタイミングを迎えています。
まだ先の話にはなりますが、今後の供給量と需要の収束により落ち着いてくる可能性はあると感じます。
湘南エリアの賃料は上昇傾向ではありますが、都心と比較すると格段に安いです。
神奈川全体として考えると、価格帯としては横浜・川崎エリアに続き比較的賃料の高いエリアであるといえます。
それでも都心から比較すると格段に安いです。(同じ間取りでも1.5倍~2倍近く差があります。)
再開発がされていないエリアは、道路が狭かったり、古い家や景観に問題がある地域が残っている地域もあります。
都心と比較して安い、人気があるからといって、必ずしも全員が気に入るとも限りません。
さらに価格を抑えたい場合は、少し都心から離れてしまいますが平塚駅より先の小田原方面のエリア。
海から離れ、山林や川等の自然が多くある、県央エリア(小田急線)を狙うと良いでしょう。
都心とは違う、ほどよく自然を感じながら、それなりに便利で田舎すぎない住環境を手に入れる事ができます。
上記4つの理由が重なり私の街でもないのですが、辻堂はこのような称号をいただいてしまいました。
住みたい街ランキングを発表する目的としては、「その媒体に注目を集めるための広告」でもあります。
とにかく注目されるようなランキングを考え、様々な媒体から公表しています。
注目が集まるのは「意外性の高い」ランキングです。
希少性のあるニュースが取り上げられるのと一緒です。
昔の印象では辻堂がNo.1に輝くという事は考えにくく、意外性も高く時代の流れを感じます。
そしてこの意外性こそが話題を呼び、さらに人気を高める要素となっているように感じます。
「借りて住みたい街ランキング」も是非参考になさってください。
借りて住みたい街ランキング2022、なぜ本厚木?二年連続第一位、人気の理由を解説。辻堂駅はしばらくこの状態が続く事が予想されます。
賃貸住宅は1月~3月に情報量がピークを迎える、引っ越しを考えている方は12月あたりからは本腰をいれて探す必要があります。
3月は1年の中でも圧倒的に入退去が多い月となります。
特にファミリータイプの物件は単身者と比較しても引っ越しの割合が低く、この時期を逃すとなかなか良い物件が出てこない可能性があります。
仮に情報が出たとしても希少性が高いことが多く、問い合わせが集中するので、とにかく早く行動する事が求められます。
とはいうものの4月以降も可能性としては十分にありますので、くれぐれも冷静な判断はお忘れなく。
キャンペーン等を発表する不動産屋さんがあったり、引っ越し代も安くなったりするので、あえて4月以降の物件を狙ってみるのも良いかもしれません。
- コロナによりリモートワークが増加
- リモートワークの普及により自然の多い郊外需要が増加
- リモートワークの普及により住宅優先の思考、マンション需要が増加
- 郊外需要の増加に伴い、都心の人口流出が増加
- 都心の人口流出が郊外へ波及、郊外賃料が上昇
とにかく辻堂で探す場合は頑張ってください。
賃料も上昇中ですが、急ぐ必要がない場合は、気に入った物件を先に特定し、空くまで待つ、という方法もあります。
確保を優先する場合、内覧を待っているとなくなる可能性が高いです。
この場合、内覧せず契約を行うことになります。
先行契約と言います。
管理会社や不動産屋さんによっては、一般公開の前に連絡を入れてくれる場合もあるので、狙い撃ちをしてみるのも良いかもしれません。
狙い撃ちをする場合は、事前に見学が完了している状態が理想的です。
申込が入っていたとしても、別の部屋だったとしても、見学をしておくと、1つ迷いがなくなります。
オンライン内見なども駆使し理想の部屋を手に入れましょう。
オンライン内見とは? やり方や聞くこと、注意点などを解説。部屋探しはタイミングです。
ではまた。